こんにちは、
荒尾の歯科医院
ふかうら歯科医院です
歯の話⑧
おとなの虫歯に注意しましょう
◆二次カリエスと根面齲蝕◆
10代までの若い世代は、歯のエナメル質がまだ弱いため
酸に溶かされやすく
虫歯になることが多い年頃ですが
大人になるとエナメル質が頑丈になるので
新たな虫歯にはなりにくいです。
ところが
過去に治療した詰め物やかぶせ物の隙間から
虫歯菌が入り込み
治療した歯が再び虫歯になることがあります。
これを「二次カリエス」といいます。
これは、とても見つけにくく、
神経を抜いた歯なら痛みもありません。ですので、気づいたときには
かなり深く進行している場合があります。
詰め物やかぶせ物は一生モノではなく
経年劣化のより、歯との間に隙間が生じることがあるので油断大敵です。
また65歳以上に多いのが
根面齲蝕です。
加齢や歯周病により、歯ぐきがさがり
露出した歯根の部分に虫歯ができやすくなります。
歯根部分はエナメル質がなく、セメント質や象牙質は柔らかいので進行が速いのです。
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