妊娠中の歯の治療で気になること・心がけたい歯のケアについて|熊本県荒尾市の歯医者

妊娠中の歯の治療で気になること・心がけたい歯のケアについて|熊本県荒尾市の歯医者

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妊娠中の歯の治療で気になること・心がけたい歯のケアについて

  • お知らせ

こんにちは ふかうら歯科医院です。

今回は妊娠中の患者さんから質問されることが多い「妊娠中の歯の治療で気になること」と
当院でお伝えしている「妊娠中に心がけたい歯のケア」について紹介します。

《妊娠中の歯の治療で気になること》
*レントゲン

歯科医院で使用しているレントゲンは放射線量が微量です。口全体を写す場合でも1回につき約0.04ミリシーベルトほどです。1年間で人間が自然に浴びている放射線量は2.4ミリシーベルトほどで、胎児に影響を及ぼす放射線量は50~100ミリシーベルトといわれていますから、ほとんど心配しなくてもよい数値です。また、レントゲン撮影する際には防護エプロンも着用します。防護エプロンを着れば、被ばく量はほぼゼロになります。

*麻酔

抜歯するときなどに歯茎にうつ麻酔はごく少量です。赤ちゃんや母体への影響を心配するほどのものではありませんから、痛みに耐えて治療を受けるよりも麻酔を打ってもらうほうがよいでしょう。

*鎮痛剤・抗生物質

100%問題のない薬剤というのは存在しませんが、妊婦には比較的、身体に影響の少ない鎮痛剤・抗生物質を処方するようになっています。ですから、必ず治療前に、妊娠中であることを告げてください。

また、必要に応じて、かかりつけの産婦人科医に相談することも大切です。

*治療の姿勢

お腹が大きくなると、歯医者さんの治療用のいすに、仰向けの状態で長時間横たわるのはつらくなってくるると思います。無理にがまんしないで、つらいときには遠慮なく早めにお伝えください。すぐに対処いたします。

《妊娠中に心がけたい歯のケア》

*つわりで歯を磨けないとき

つわりで歯を磨けないときには、食後に水でうがいをするだけでもだいぶ違います。抗菌剤の入っているうがい薬や、抗菌作用のあるカテキンが含まれている緑茶でうがいをするのもよいでしょう。
吐き気をもよおさないように、子供用の小さな歯ブラシを使うのもひとつの手です。気分が悪いときには無理に磨く必要はありません。調子のよいときでかまわないので、すみずみまで丁寧に磨くようにしましょう。

*フッ素とキシリトールを活用

フッ素を塗ってもらうと、歯の質が強くなるので虫歯予防の作用が見込めます。また、キシリトールには細菌の増殖を抑える働きがあります。このふたつをうまく活用して、虫歯や歯周病対策をしていきましょう。

*必ず妊娠を伝える

来院されましたら受付に妊娠の時期に関係なく、妊婦であることを必ず事前に伝えてください。妊娠中であることを考慮した検査や治療を行います。

検査や治療にあたって少しでも不安な点があったら遠慮なくおっしゃってください✨

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